コストコにクールーフ!? [日々のこと]
自宅から近いもので、わりと頻繁にコストコでお買いもの。
が、初めてです!
というか、コストコ以外でもこんなの見たことないです!!
この質感、まるでクールーフじゃないですかっ!!
何をするものかと思ったら…
「サービングセット」
チーズやオードブル的な一品を載せるための、プレートみたいです。
中華料理の円卓みたいに?
定食屋さんの調味料トレイみたいに?
くるくる回ります。
「スレート」って書いてあるから
やっぱり粘板岩です。
コストコでこれに反応してるお客さん、私ただ一人でしたが…
売れるんでしょうか…?
コストコでクールーフに出会えるなんてー!
と私的には大興奮でしたが
一人で買い物に行ってたので、はしゃぐこともできず
ただただ、誰かに共感してもらいたくて
こっそりスマホで撮影だけしてきました。
売れ残ってプライスオフとかされたら、買ってしまうかもしれない。
確実に、家で使う機会ないですけど…。
あぁ、誰か共感してください。
ー 神戸ショールーム 田端広子 ー
出石にてベンガラ塗りの勉強会 [おでかけ]
先日、ベンガラ塗りの勉強会があるとのことで出石まで行ってきました。
出石の伝建地区ということで、町並みを保存するために
改修工事にも色々な工夫をされています。
今回は、そんな改修工事の真っ最中の現場での勉強会。
「ベンガラ塗りは塗装工事ではないんです」
に、まず驚き!?
どういうことかというと、これは大工さんの仕事だと。
組んでしまってからでは表面しか塗れないので
材をベンガラで色付けして磨いてから加工して組んでいく。
はい、もっともです。
そして、「塗る」行為よりも「拭く」方に重きをおく。
近頃、『ベンガラ塗り』と指示しても
施工業者から塗装業者に発注され
オイルステインでベンガラ風に塗装されたり
ベンガラをほんの少し混ぜて塗装されたりしてしまうそうです。
で、肝心のベンガラ塗り。
大工さんの技術指導は、ざっくりでした(^_^;)
相手が天然の木なので、樹種や乾燥具合によって
のり方が全く違ってくるのです。
なので、そこはベンガラを溶く水の量も
拭き上げるまでの乾燥時間も
相手の木 次第。
塩梅(あんばい)っちゅうやつですね。
ですが、薄めに塗って重ね塗りしたり
拭き上げる力加減でどうにでもなるのがベンガラのいいところ。
仕上げに菜種油を拭きこんで、熱くなるまで磨く。
目の前でとってもいい感じに杉と桧が仕上がりました。
小一時間の勉強会の前後に、出石の街並みを散策。
土壁、漆喰塗りの土蔵があちこちに現存しています。
蔵の屋根が宙に浮いたようになっているのは
「置き屋根」という昔ながらの工法だそうで
瓦屋根で雨風、日射から蔵を守り
さらにその下には土と漆喰で塗り囲まれた下屋根が
火事からしっかり家財を守ってくれるようになっています。
二つの屋根の間に空間があることで
温度の変化を抑える役目も果たしているそうです。
日本の昔ながらの建築の知恵と技。
ぶらりと歩くだけでも勉強になります。
さらに、足元を見ると
マンホールに溝蓋に、がっちりカッコいい鋳物だらけ。
昔から、鋳物生産の中心地でもあったようです。
生野銀山も、そう遠くない?
もちろん、出石蕎麦も美味しくいただいてきましたー。
滞在時間わずか2時間半という弾丸日帰り勉強会。
次回はもう少しゆっくりと 町並みを探検したいと思います。
ー 神戸ショールーム 田端広子 -
瓦の産地ですから~
先日、屋根瓦を見せてもらいに
志筑にある近セラさん本社におじゃましました。
瓦のサンプルを1枚2枚見ていただいただけでは
実際に葺いた感じを想像しにくいのですよね。
室内で見るのと太陽の下で見るのとでも
色や質感が違って見えます。
実際の屋根勾配に近い台の上に、並べてもらった瓦の数々。
近くで見たり、少し離れてみたり。
影になっていたので、日の当る所に移動してみたり。
最終候補に挙がったのは、この2点。
ジリジリと太陽が照りつける中、汗もダラダラ。
見学に付き合ってくれたお子さまたち、ありがとうね~。
大きな面積に葺くと、また少し違った雰囲気にもなりますが…。
そうやっていろんな表情を見せてくれるのもまた
瓦の魅力、なのかもしれませんね。
カタログやサンプルだけではどうも分かりづらい…
と相談したところ、快く本社兼工場へお招きくださった
近セラさん、ありがとうございます~。
そして、瓦の釉薬や結束の工程を詳しく教えていただいて
改めて、淡路島が瓦の産地であることを実感した一日でした。
お選びいただいた瓦が屋根に上がるのが楽しみです。
ー 神戸ショールーム 田端広子 ー
勉強会 in 千里中央 [無添加住宅]
無添加住宅の勉強会に田中と二人で参加してきました。
関西圏以外からの参加もあったようで、参加者80名を超えてました。
無添加住宅の成り立ちから始まって、素材について、その他
うんちくのあれこれまで。
とてもとても中身の濃い~一日となりました。
写真は、米のり集成材をハンマーでたたき割っているひとこま。
「米のり(=ごはん粒)と木は、同じ成分(セルロース)でできているので
相性がとてもいいのです。」
ということを、実証するための、実験。
やってみたい人~!に、一番に手を挙げた田中なのでした。
私が無添加住宅に携わるようになって、もう何年も経ちますが
まだまだ奥が深いのです。
そして、知れば知るほど理にかなっているなぁ~と、納得するのです。
化学と生物の知識を深めたくなる勉強会って…
住宅業界では、他にないんじゃないでしょうか。
折りしも昨日は天神祭。
帰りの電車で、たくさんの浴衣姿の男女に出会いました。
夜から息子たちの通った保育園の夏祭りだったので
電車とバスを乗り継いで、子供たちと現地集合。
勉強会後にお祭りもしっかり楽しみました。
夏ですねー。
まだまだ私の夏休みはおあずけですが、海にも山にも川にも行きたーい!
夏バテせずに、元気に乗り切りたいと思います。
ー 神戸ショールーム 田端広子 -
ムシコ○ーズつくりました [手づくり]
玄関前に地植えしているローズマリー、伸び放題…です。
虫よけに効果ある?と植えているのですが
切り落とした枝葉も使えるんじゃないかと…。
家にあったワイヤーと麻ひもで、グリグリ。
作り方もなにも適当~に、グリグリ。
リース風にまぁるくしたのを、玄関ドアと内玄関の壁に。
キッチンの勝手口には、ただ束ねたものを。
これまた、たまたまあったにんにくと合わせると
まるで料理できる人みたい!?
効果のほどは…???ですが
なんせ、ただですから~。
手間もほとんどかかってませんから~。
そして、爽やかな香りが風と共に入ってくるのは
心地いいものです。
ローズマリーには殺菌作用があって
化粧水や入浴剤代わりにも効果的なんだそうです。
袋に入れてお風呂にポン!
これなら、すぐできそう。
もう一歩踏み込んで、天然の虫よけスプレー作ってみたいけれど
それはまた、いつか…ということで。
ー 神戸ショールーム 田端広子 ー
「むてんかびとになれる家」 [無添加住宅]
『むてんかびとになれる家』
をテーマに募られた設計コンペ。
全国の無添加住宅加盟店さんの作品にまじって
ベスト8入りできたことは、喜ばしいことでした。
そして先日、入賞者の方々へ と冊子が送られてきました。
ベスト8までの作品が一冊の作品集になっています。
敷地の大きさだけは共通ですが
なにをもって「むてんかびと」なのか
どんな暮らし方を提案するのか、は自由です。
地域性も様々です。
私が思い描いたのは、淡路島での島暮らし。
海と山と、食を育む大地がすぐそばにある暮らし。
太陽や風を味方につけた暮らし。
見やすい冊子になって、とっても嬉しい。
そして、3位以下は同列なのかと思いきや
何位って入ってる。
えっ!?4位…。
あっ…惜しい。
もうちょっとで、3位入賞果たせたのに…。
惜しかったです。
来年、あればまたがんばります。
神戸ショールームに冊子置いてますので
興味のある方、お声かけ下さいね。
近々、洲本へも持って行きます~。
ー 神戸ショールーム 田端広子 -
お伊勢参りとゴーリキアイランド [おでかけ]
今年、伊勢神宮は20年に1度の式年遷宮を迎えます。
古いお社と新しいお社が並んで建つという
神宮だけの醍醐味を目の当りにできるチャンス。
「どうしても、今年見ておきたい!」
ぽろっと伊勢参りの話しをしたら、私も乗せてってと
実母とお姑さんも同行~というプチツアーになりました。
外宮・内宮の両方をしっかり自分の足で歩いてきました。
約2000年という、けた外れの歴史の中に身を置いて
人間の一生なんて、一瞬に過ぎない。
頭いっぱいに思い悩むことも、なんてちっぽけなことだろう。
なーんて、大きな大きな力と長い長い時間を感じる空間に身をおいて
肩の力が抜ける思いがしました。
あれもこれもと欲張って、肝心の伊勢参りに時間が取れなくなると困るので
ひとつだけ、これ食べたい!
と思って決めてたもの=『赤福氷』
伊勢土産の定番中の定番、赤福餅の『赤福』本店で食べるかき氷。
灼熱の暑さの中で食べることもあって、最高においしかったです!
と、お伊勢さんを堪能して、時計を見ると4時。
まだ、間に合う!?
と、そこから足を伸ばしたのは伊勢市大湊の『ゴーリキアイランド』
昭和な港町の先っぽ、運河に隔てられた橋の先に
カタログの世界感そのままのショップがありました。
『ゴーリキアイランド』さんはブラス(真鍮)製品のみを扱う専門店。
照明器具や、タオルリング、ペーパーホルダーなど
住宅の仕上げ部材の一部を仕入れさせていただいています。
突然の訪問にもかかわらず、スタッフの方々にも
親切に対応していただいて、商品をゆっくり見せてもらいました。
伊勢に行ったら寄りたいな。
漠然と頭の片隅にあった願いも叶って
とってもとっても充実した一日になりました。
少し遠いですが、もし伊勢に行かれることがありましたら
足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
伊勢店
〒516-0001 三重県伊勢市大湊町 1125-10
TEL 0596-36-2322 FAX 0596-36-5603
OPEN 月~金 9:30~17:00
www.gorikiisland.jp
Nさまと西宮へ [無添加住宅]
無添加住宅での建築をお考えのNさまご夫妻を
西宮、門戸厄神にある無添加住宅の本社へお連れしました。
5月に発表されたばかりの新商品の大理石タイル。
色んな形状のキッチン。
カタログの写真でしかお見せできなかった構造の部材。
実際に見て触って、体感していただくことができました。
そしてそして、秋田社長ともお会いすることができて
Nさま大喜びです。
本にサインまでお願いしてしまいました(*^^)v
秋田社長、サインにも快くお応えいただき
家づくりに関係することしないこと
たーくさんお話していただきました。
秋田社長の引き出しは抱負で、話はつきません。
木材の話から、腐朽菌、きのこ、クワガタムシ…
断熱の話から、熱伝導率…
生物、化学、全てはつながってるんです。
もっともっと話していたいNさま、そして私たちでしたが
10年ほど経った無添加住宅の家並みもお見せしたくて
無添加住宅本社をあとにしました。
車で走ること十数分。
まるでヨーロッパの片田舎の村に来たような
素敵な世界感がひろがる光景。
山の緑と時を経て住宅に馴染んだ植栽が
住まいに彩りをそえています。
何度訪れても、大好きな景色です。
神戸までの帰り道、Nさまとたくさんのお話をしながら
とても充実した一日を過ごさせていただきました。
ー 神戸ショールーム 田端広子 -
怪しい方が… [無添加住宅]
ショールームの裏に怪しい風貌の方が…。
何をしているのかと思いきや
しっくいをふるいにかけてる最中でした~。
オリジナルしっくいには、割れを防ぐためにスサが入っているのですが
小さな部分補修に使うには、邪魔になります。
ふるいでスサを取り除いてると
空気中に舞い上がって大変!
吸いこまないように…マスクとゴーグルが必須なんですねぇ。
暑い中、ご苦労様です。
工事のKさん、ありがとう~。
ー 神戸ショールーム 田端広子 ー