新刊図書のご案内 [無添加住宅]
M’stucco神戸ショールームの貸出図書に新刊が入りました。
コミックスです。
『かびんのつま 1巻』
妻の病気、化学物質過敏症。
妻が受けつけられないもの…太陽光、ローソクの光、電子レンジ、
パソコン、電話機、シャンプー、洗剤、ケーキ、排気ガスetc.…
なんともシリアスな内容ですが
化学物質過敏症の実態が、実にわかりやすく描かれています。
町中の本屋さんでも売られています。
ですが、ショールームでご覧いただいたり
おうちに帰ってゆっくりご覧いただくことも可能です。
興味のある方は、スタッフへお声がけくださいね。
定期訪問にて [無添加住宅]
先日、お住まいの定期訪問ということで
Mさま邸におじゃましました。
ご入居して2年が経過したMさま邸。
床も建具も新築当初よりいい感じになっています。
米ぬかが主成分のキヌカでお手入れしていただいているのですが
塗るタイミングは、何と!?
木から語りかけてくるそうです。
「そろそろ油分がほしい~」
乾いた感じがして、いかにも「塗って~」と言わんばかりなんだそうです。
「ほら、こことか今言ってるわ~」
と教えていただいたのが
リビング入口の引き戸の鏡板。
私たち以上に「むてんかびと」な奥さまにびっくり!
特に不具合はないんですが…とお聞きしていましたが
目視や聞き取りでの点検の他
建具や水栓レバーの点検や調整をさせていただきました。
持参した道具で間に合わない時には…
お引き渡しの際にお渡ししている「お手入れセット」をお借りします。
近々、外部の木部塗装にチャレンジしてみようとのことでしたので
マスカー(養生用のシート付きテープ)や刷毛は
お手入れセットの中にも入っていますよ。
と確認していただくこともできました。
お手入れセットは物入れに眠らせないで
じゃんじゃん活用してくださいねー。
- 神戸ショールーム 田端広子 -
勉強会 in 千里中央 [無添加住宅]
無添加住宅の勉強会に田中と二人で参加してきました。
関西圏以外からの参加もあったようで、参加者80名を超えてました。
無添加住宅の成り立ちから始まって、素材について、その他
うんちくのあれこれまで。
とてもとても中身の濃い~一日となりました。
写真は、米のり集成材をハンマーでたたき割っているひとこま。
「米のり(=ごはん粒)と木は、同じ成分(セルロース)でできているので
相性がとてもいいのです。」
ということを、実証するための、実験。
やってみたい人~!に、一番に手を挙げた田中なのでした。
私が無添加住宅に携わるようになって、もう何年も経ちますが
まだまだ奥が深いのです。
そして、知れば知るほど理にかなっているなぁ~と、納得するのです。
化学と生物の知識を深めたくなる勉強会って…
住宅業界では、他にないんじゃないでしょうか。
折りしも昨日は天神祭。
帰りの電車で、たくさんの浴衣姿の男女に出会いました。
夜から息子たちの通った保育園の夏祭りだったので
電車とバスを乗り継いで、子供たちと現地集合。
勉強会後にお祭りもしっかり楽しみました。
夏ですねー。
まだまだ私の夏休みはおあずけですが、海にも山にも川にも行きたーい!
夏バテせずに、元気に乗り切りたいと思います。
ー 神戸ショールーム 田端広子 -
「むてんかびとになれる家」 [無添加住宅]
『むてんかびとになれる家』
をテーマに募られた設計コンペ。
全国の無添加住宅加盟店さんの作品にまじって
ベスト8入りできたことは、喜ばしいことでした。
そして先日、入賞者の方々へ と冊子が送られてきました。
ベスト8までの作品が一冊の作品集になっています。
敷地の大きさだけは共通ですが
なにをもって「むてんかびと」なのか
どんな暮らし方を提案するのか、は自由です。
地域性も様々です。
私が思い描いたのは、淡路島での島暮らし。
海と山と、食を育む大地がすぐそばにある暮らし。
太陽や風を味方につけた暮らし。
見やすい冊子になって、とっても嬉しい。
そして、3位以下は同列なのかと思いきや
何位って入ってる。
えっ!?4位…。
あっ…惜しい。
もうちょっとで、3位入賞果たせたのに…。
惜しかったです。
来年、あればまたがんばります。
神戸ショールームに冊子置いてますので
興味のある方、お声かけ下さいね。
近々、洲本へも持って行きます~。
ー 神戸ショールーム 田端広子 -
Nさまと西宮へ [無添加住宅]
無添加住宅での建築をお考えのNさまご夫妻を
西宮、門戸厄神にある無添加住宅の本社へお連れしました。
5月に発表されたばかりの新商品の大理石タイル。
色んな形状のキッチン。
カタログの写真でしかお見せできなかった構造の部材。
実際に見て触って、体感していただくことができました。
そしてそして、秋田社長ともお会いすることができて
Nさま大喜びです。
本にサインまでお願いしてしまいました(*^^)v
秋田社長、サインにも快くお応えいただき
家づくりに関係することしないこと
たーくさんお話していただきました。
秋田社長の引き出しは抱負で、話はつきません。
木材の話から、腐朽菌、きのこ、クワガタムシ…
断熱の話から、熱伝導率…
生物、化学、全てはつながってるんです。
もっともっと話していたいNさま、そして私たちでしたが
10年ほど経った無添加住宅の家並みもお見せしたくて
無添加住宅本社をあとにしました。
車で走ること十数分。
まるでヨーロッパの片田舎の村に来たような
素敵な世界感がひろがる光景。
山の緑と時を経て住宅に馴染んだ植栽が
住まいに彩りをそえています。
何度訪れても、大好きな景色です。
神戸までの帰り道、Nさまとたくさんのお話をしながら
とても充実した一日を過ごさせていただきました。
ー 神戸ショールーム 田端広子 -
怪しい方が… [無添加住宅]
ショールームの裏に怪しい風貌の方が…。
何をしているのかと思いきや
しっくいをふるいにかけてる最中でした~。
オリジナルしっくいには、割れを防ぐためにスサが入っているのですが
小さな部分補修に使うには、邪魔になります。
ふるいでスサを取り除いてると
空気中に舞い上がって大変!
吸いこまないように…マスクとゴーグルが必須なんですねぇ。
暑い中、ご苦労様です。
工事のKさん、ありがとう~。
ー 神戸ショールーム 田端広子 ー
くまもん県へ [無添加住宅]
4月11日~12日にかけて、くまもんのおひざ元の熊本県まで
無添加住宅の新展示場オープン視察に行ってきました。
地元ビルダーだけが集まった総合展示場の中でも
ひと際目をひく無添加住宅!
おなじみのクールーフ屋根に漆喰壁の建物ですが
中にも外にも見どころがたっぷりで
たくさん勉強させてもらいました。
こちらは、同じ加盟店さんが運営する社員食堂を兼ねた展示場。
オープンしたてのモデルと、年月を経て味わいを増したモデル。
一度に比較できて、無添加住宅の魅力を改めて実感。
展示場視察のあとには、情報交換会と業者会にも出席させてもらって
参加したスタッフ全員のスキルアップになりました。
秋田社長と熊本のファミリアホーム横谷社長。
大御所お二人の前に座らせていただいての懇親会。
知識だけでなく、無添加住宅への熱き思いもフル充電!
とっても素敵な視察となりました。
「行きたい!」を実現させてくれる会社に大感謝です。
ー 神戸ショールーム 田端広子 ー
勉強会 in 六甲~西宮 [無添加住宅]
春になると、住宅に用いる建材も、各メーカーこぞって
新商品への切り替えが行われます。
常に最新の情報を仕入れていきたいところですが
カタログでチェック…で済ませてしまうことが多いです。(反省…)
カタログで消化しきれない部分がある場合には
メーカーのショールームに足を運びます。
今回は、窓サッシのメーカーYKK APさんへ。
玄関ドアや窓サッシ、ガラスやシャッターについて
現物や断面模型を見ながら疑問点を解消。
お客さまの目線に立って、メーカーさんに質問!
そして、今回は4月から入社予定の新人さんも同行していたので
西宮にある無添加住宅本部へ、ご挨拶に伺いました。
無添加住宅本社の2階にあるショールームで
袋谷さんと東坊さんにいろいろお話を聞かせていただき、有意義な時間。
その後は、森本さんに無添加住宅のカタログでもお馴染の
無添加住宅の原点とも言える町並みを案内していただきました。
私がここを訪れたのは、実は今回で3回目。
来るたびに、見る視点が変わっていることに気づきます。
ジュラシックウッドストーンの石張り。
縦と横とで、その表情が変わります。
しっくい、錆バラ石、木戸、そしてグリーンが織合わさったエクステリア。
年月が経って、より味わいが増しています。
最後には、無添加素材でフルリフォームした
森本さんの自宅にもご案内いただき、無添加住宅を満喫しました。
「新人研修」という名のもとに、現場やショールームを回れることに
内心わくわくしている今日この頃です。
ー 神戸ショールーム 田端広子 ー
ブラスドロップの経年変化 [無添加住宅]
無添加住宅の素材には、年月とともに風合いが変化していくものがあります。
代表的なのは、白木から飴色になっていく木ですが、他にも。
真鍮には、ラッカー仕上げを施したタイプとそうでないタイプがあります。
過敏症の方が、ラッカーに反応してしまわないようにとの配慮からですが
風合いを楽しんでいただける方にも、仕上げなしをお勧めしたいのです。
真鍮は、銅と亜鉛の合金…5円玉と似た成分です。
5円玉にはもちろんラッカー仕上げなどされていませんので
お財布の中を見ると実にいろんな色に変化しているでしょう。
人の手で触れることによって、表面が酸化します。
表面に緑青という錆びの皮膜を作って母体が酸化するのを防ぐ銅は
腐食性に優れ、殺菌作用もあるそうです。
自然に置いていても、徐々に変化はしていきますが
一気に酸化させてみるとどうなるか。
密閉したガラス瓶の中に、ブラスドロップ(真鍮のつまみ)と
コットンに浸したお酢を入れました。
短時間だと、左の状態。
自然に手が触れるドアレバーやつまみは
すぐにこんな感じになります。
これが美しくない…と嫌ってラッカー仕上げをするのですが
2日間ガラス瓶の中で放置したら、右側に。
すっかりアンティークな色になりました。
これが、着色ではなく、金属自体の自然に変化した色。
「ピカピカしたゴールド色は好きではない」
私自身、無添加住宅に携わるようになって間もない頃はそう思っていました。
重厚感を求めるのなら、アイアンの黒。
シンプルにするのなら、シルバー。
それでいいじゃない?と。
でも、真鍮(ブラス)の経年美化に気づいてからは
ころっと概念が変わりました。
金属の部分だけがいつまでもピカピカでは
家全体がどんどん味わい深くなっていくのにもったいない、と。
ところが、世間一般の真鍮製品は
やはりコーティングされているものがほとんど。
レバーハンドルやつまみだけでなく
他の建築金物も、仕上げ無しの真鍮が欲しい~!
思ったことは、口に出す。
無添加住宅の取組として、すでに商品開発が始まっています。
今後に、ご期待ください。
ー 神戸ショールーム 田端広子 ー
足元がぽかぽか [無添加住宅]
おなじみの、無添加住宅の無垢床フローリングのサンプル。
オークの床材(オイル塗装・柿渋塗装・無塗装)
ですが、その下に注目してみてください。
白いコードが出てる、黒いシート。
これ、床暖房用のシートなんです。
遠赤外線で、ひなたぼっこのような温もりを届けてくれます。
神戸ショールームに、小さなシートを置いてますので
お好みの床材を上に敷いて、体感することができます。
キッチンなどの水廻りにタイルを敷きたいという場合にもお勧めです。
床暖をご検討でなくても、打合せの間、足元が冷える…
という方、スタッフにお声かけ下さい。
足の裏が温かいと、心地いいですよね。
寒い冬ももうしばらく。
早く、春よ来い!
ー 神戸ショールーム 田端広子 ー